北大阪商工会議所って?
商工会議所法という法律に基づいて設立された地域総合経済団体で、次のような特徴があります。
- 地域性
地域に根ざして
枚方市・寝屋川市・交野市を単位に設置されており、地区内の企業をはじめ多くの皆さまに支えられ、地域に密着した活動を展開しています。
- 総合性
幅広い皆さまに支えられ
業種や企業規模にかかわりなく、幅広い企業、事業者の皆さまに加入していただき、その総合的なパワーを活動の拠り所としています。
- 公共性
社会全体の発展を目指して
商工業の発展を図るとともに、広く地域全般の振興に努め、社会一般の福祉の増進に寄与するという公共性をもっています。
- 国際性
海外ネットワークを生かして
世界各地の商工会議所とも連携を図りつつ、企業の国際化の推進や相互のビジネスチャンスの拡大に努めています。
沿革・組織構成
沿革
当所は、枚方市・寝屋川市・交野市を管内とし、大阪府の東北部、淀川左岸にあって大阪市と京都市の中間に位置し、戦後経済の発展復興期に地元商工業者の有志により、昭和23年4月17日社団法人枚方商工会議所を設立し、メンバー423名で、当時の枚方市・寝屋川町・交野町・津田町の一市三町を管内とした。
寝屋川町が寝屋川市制をひかれた後、昭和26年6月16日に社団法人枚方商工会議所より独立分離し、社団法人寝屋川商工会議所を設立した。
その後、地域経済団体の組織強化のため商工会議所法が改正され、昭和31年7月25日に枚方寝屋川商工会議所として合併し、特殊法人としてスタートをした。
産業面では、田園都市から商工業都市へと変貌を遂げ、昭和30年代には工場団地化促進をはかり、工場誘致事業を積極的に展開し内陸工業地帯へと発展し製造品出荷額も年々増加傾向となってきた。そして、企業団地誘致に伴い、人口の増加及び、商業群も新しい時代の流れにより、京阪沿線・片町線(現学研都市線)の主要駅を中心に大手スーパー、百貨店が進出し、消費販売指数も大幅に拡大してきた。
このように都市型就業構造へと移行しはじめた頃、会員ニーズに対応すべく商工会議所新会館を昭和45年10月25日に竣工し、昭和46年2月1日には、全国初の商工会議所直営電子計算センターを開設した。
又、昭和46年11月3日に交野町が交野市制をひかれた後、当商工会議所の名称を枚方・寝屋川商工会議所から北大阪商工会議所と名称変更した。
高度経済成長期より都市開発が進み、管内はベッドタウンとしての性格も強くなってきた。一方では、住工混在・ミニ開発の進行などにより、局地的な公害が多様な形で現れ、その解決の糸口として逸速く公害問題研究会を設置し相談業務にあたり、産業廃棄物の情報交換制度を発足させた。
この様に、京阪間最大の多機能都市として成長してきた管内では、中小零細企業が多くを占めている地域である。
幸いにも、民間企業の多様な研究機関や大学の立地が多く、又、関西学術研究都市の研究機関の集積地もあり、産学交流事業や公開講座などを開催した。
商業面においても、地域商業の振興と調和ある発展及び、商業集積の整備を中心としたまちづくりの促進を図るため商業まちづくり委員会を設置した。
産業経済活動にとって、物流を支える道路・交通の基盤整備や中小企業対策・市域のインフラ都市環境整備事業と地域情報化時代に対応すべく、産業情報化システムの活用による経済構造を21世紀型経済パラダイムに適合させるため、総力をあげて取り組んでいる。
組織図
北大阪商工会議所の歴史
昭和23年 4月 | 枚方商工会議所設立 |
昭和26年 6月 | 寝屋川市市制施行に伴い枚方商工会議所と分離独立して寝屋川商工会議所設立 |
昭和31年 7月 | 商工会議所法の改正による組織強化のため枚方商工会議所・寝屋川商工会議所が合併して枚方寝屋川商工会議所設立 |
昭和35年 4月 | 労働保険事務組合設立 |
昭和46年 2月 | 商工会議所直営電子計算機共同利用センター(現、情報センター)開設 |
昭和48年 4月 | 寝屋川支所開設 |
昭和49年 6月 | 交野支所開設 |
昭和49年 7月 | 交野市市制施行に伴い枚方寝屋川商工会議所を北大阪商工会議所に改称 |
昭和57年 4月 | 青年経営研究会(昭和59年4月 現、青年部に改称)設立 |
昭和61年 4月 | 婦人部(平成5年12月 現、女性会に改称)設立 |
平成8年 6月 | 北大阪プラザ開設 |
平成15年 4月 | 大阪北大阪地域中小企業支援センター開所(現在、廃止) |
平成17年 4月 | 地域活性化支援センター開設 |
平成20年 5月 | 地域力連携拠点(北大阪・北河内地域)北大阪地域中小企業センター開所(現在、廃止) |
平成21年 10月 | 大阪工業大学と包括連携協力締結 |
平成25年 6月 | 経営革新等支援機関認定 |
平成25年 12月 | 摂南大学と包括連携協定締結 |
要望・提言活動
中小企業相談所 総務課(Tel:072-843-5151へ)
皆さまのご意見を行政に届けます
会員企業の声を国政、大阪府政・市政などに反映させる要望・提言活動を積極的に行っています。
中小企業対策の拡充をはじめ、税制・金融など企業経営環境の改善、景気対策のほか、インフラ整備の推進、観光・文化、伝統産業の振興など、枚方・寝屋川・交野独自の経済・地域性を考慮した要望活動も展開しています。
また、これら要望・提言の実現に向けては、国や自治体、関係団体などの首脳との直接対話を積極的に進めています。
青年部・女性会・展示会
青年部
中小企業相談所 指導課(Tel:072-843-5154へ)
会員限定
後継者教育・人脈づくりにご活用ください
青年部は、ビジネス交流事業、研修事業、地域貢献事業など、さまざまな活動を行っています。ぜひ、入会いただき、若手経営者間でのネットワークを広げ、自己研鑽やビジネスにお役立てください。
入会資格・会員事業所の満50歳までの経営者
・年会費 48,000円(半期毎24,000円)
中小企業相談所 指導課(Tel:072-843-5154へ)
会員限定
販路開拓、取引先拡大にご活用ください
販路開拓、取引先拡大に、自社の特徴ある商品や高い技術、独創性のある店舗などを積極的にPRし、ビジネスチャンスの獲得、情報収集に活用できる展示会や交流会を機会ある度開催しています。
〔展示会・交流会の一例〕
- ○北大阪 受発注ビジネス大交流会
- 枚方・寝屋川・交野エリアを中心に3,000を越える事業所で組織された商工会議所会員同士、及び会員事業所との取引を希望する事業者によって、お互いの事業を知り、ご自身のビジネスに役立つ交流を図り、地域内経済の活発化を目的とした展示商談会です。
- ○各種展示会
- マイドーム大阪やインテックス大阪等で開催される商工会議所が関係する各種展示会、地域のイベント等への出展案内、出展方法のご相談・支援、販路開拓支援など、様々な側面からビジネスに役立つ展示会等の活用を支援しています。